大阪鍼灸・整骨業界の重鎮「山本 勝行 先生」にお会いしてきました。

12月15日(木)に、山本勝行先生にお会いしてきました。
山本先生との出会いは、僕が某鍼灸学校2年生時です。
今から10年以上前になります。
当時、先生は実技を指導してくださっていました。
非常に厳しく、学生の間では「鬼のヤマカツ」と授業中は恐れられていました。
とにかく、怒られる。  僕もちょいちょい怒られました。
「おまえ!なにしとんるんや!! わしそんなん教えたか!!!」
こんな先生の怒鳴り声が当時の教室には鳴り響いていました。
でも、今思えば、あの時怒られながら必死にツボを覚え、鍼の刺し方を練習し、お灸をすえる練習をしたからこそ、今なんとか鍼灸の仕事をさせていただいているのだと思います。

僕は今回先生にお会いしてどーしてもお聞きしたいことがあったのです。
それは、先生が開発された「トリガーポイントテーピング」についてです。
これは特殊なテーピング方法で、テープを張るだけで痛みが消えていく魔法のような方法です。 この特殊なテーピングの手技については学生時代習って習得していたのですが、使用するテープの商品名や入手方法を聞いていなかったのです。
 実際に臨床に出てから、「トリガーポイントテーピング」の有用性に気づいた僕は(学生の時は、「鍼灸師がテーピングなんて」と生意気なことを思っていました。 先生すいません。)、テープを色々なところで探しましたが全く見つからず、仕方がなく似たようなテープを探しては治療に使用しましたが、効き目がいまひとつだったり、貼った場所の皮膚がかぶれてしまったりと患者さんにもしわけのない代物だったので、泣く泣く「トリガーポイントテーピング」をあきらめていました。
 先生にお会いしてテープについて聞きたい!その思いと共に、同級生がセッティングしてくれた先生を囲んでの飲み会に突撃。 会場に到着した僕は、先生の横に陣取り挨拶もそこそこに「先生!テープの商品名と入手先を教えてください!!」と猛烈アタックしました。
かなり失礼な再会にもかかわらず先生は「あれいいやろー。 即効性があるやろ。 よっしゃテープの入手先とか連絡するから連絡先教えてくれ!」と嫌な顔一つせず答えてくださいました。 テープについて詳しくお聞きすると、テープは通称Y氏テープと呼ばれ、先生がとあるメーカーに特別に作らせているものでした。 どおりで手に入らないわけです。 

その後、色々な疾患の治療方法を教えていただり、当時の話で大笑いしたりとても有意義で充実した時間をすごさせていただきました。

 

 ← 山本先生と記念撮影
   (向かって左が山本先生)

 

 

 

 

 

 

トリガーポイントテーピングは、テープを入手後、テーピング方法を復習した後に、当院の新しい施術メニューとしてみなさまにご紹介する予定です。
お楽しみに!