当院は、東洋医学(中国伝統医学・中医学)の伝統的なはり・きゅう治療をおこなっています。
この治療法は師匠から弟子へ、手から手へと伝えられ、またそれぞれの鍼灸師が工夫を加え発展してきた治療方法です。 私も国家資格(はり師・きゅう師)を取得後、中医師(中国の東洋医学専門医)に弟子入りし教えを受けました。
伝統的な治療法の中から、2種類の治療法を選択。 症状にあわせて使い分けています。
伝統的な治療方法はいくつもの種類がありますが、当院では「弁証論治法」と「経筋療法」の2種類の治療方法をもちいています。
1.弁証論治法
つわりや生理不順などの婦人科疾患、耳鳴りや冷え性、慢性的な倦怠感などの病院などでは原因が特定しにくいもの、ストレスが原因と考えられる症状には、「弁証論治」による治療方法をおこなっています。 この治療方法は、東洋医学独自の診断方法と医学理論を駆使して原因を特定し、その原因を解消するツボ(経穴)を組み合わせ、それぞれのツボ(経穴)が効果を発揮できるように、はりやきゅうをおこなうものです。
2.経筋療法
肩こり、腰痛、首こり、膝の痛みといった筋肉や関節(運動器)の痛み・不調に非常に効果を発揮する「経筋療法」です。 東洋医学では筋肉を12のグループに分け、そのグループ内の筋肉お互いにつながりをもってはたらいていると考えています。 このグループを経筋とよんでいます。 経筋はお互いにつながりをもっているので、どこか一箇所の異常が全体に影響したり、経筋内の離れた場所に異常を引き起こしたりするとも考えています。 (実際、首の痛みの原因が腰にあったり、ふくらはぎにあったりすることがあります。) 経筋治療では、痛みや異常のある場所がどこ経筋に含まれるのかを判断し、その経筋内の異常を触診で探り治療をする方法です。
一人ひとりにあわせて、はりを選択しています。
はり治療は、最適な刺激をツボ(経穴)にあたえることが出来るかが効果の良し悪しを決めます。 最適な刺激は人によって違うことはもちろん、同じ人でもツボのある場所や、症状、日によっても異なります。 当院はこの最適な刺激にこだわっています。 ただ、最適な刺激にこだわりすぎて安全性をおろそかにすることは出来ません。 安全性を確保した上で最適な刺激をあたえることが出来るように、10種類以上のはりを使い分けています。 もちろん、感染の危険をさけるために、はりは全て滅菌済みのディスポーザブル(使い捨て)はりを使用しています。
(*ディスポーザブルのはりは、病院などで使用される注射針と同じ滅菌がされています)
お灸も数種類を使い分けています。
お灸も目的別に使い分けています。 当院のお灸はどれもやけどの心配がありません。
また、耐えられないような熱さのお灸ではありません。
「棒灸」
乾燥したヨモギから作られるもぐさを棒状に固め薄い紙で包んだお灸です。 当院では、端に火をつけ鍼灸師が手に持って患部をあぶるようにして使用します。 身体の奥へ熱がしみこんでくるように感じて、とても心地が良いです。 また、あつさの程度を確認しながらおこないますので、安心して受けていただけると思います。
「台座灸」
最近ドラックストアなどにも売られているタイプのお灸です。じんわりと熱が伝わってくるお灸です。
「点灸」
もぐさを鍼灸師がとても小さく成形しておこなうお灸です。 通常、皮膚の上で直接燃やしますが、当院では「灸点紙」という特殊なシールを肌に貼ってその上でもぐさを燃やします。 きゅーっと熱が伝わるお灸です。
これらのお灸を、症状にあわせて使い分けています。
受付時間
平日(金曜を除く) | 〈月・火・木・土曜日〉 10:00〜19:00 〈水曜日〉 13:00〜19:00 |
日曜日 | 10:00〜16:30 |
定休日 | 金曜•祝日 |
料金 | 一般1回 4,000円 カルテ作成料 500円 *当院にはじめていらっしゃる方、または最終の施術から2年経過した方はカルテの作成料をいただきます。 ― 妊婦さんはマタニティーライフ応援料金です!― 初めての妊婦さん(つわりの施術など) 3,500円(初診料500円を含む) 2回目以降 3,000円 さかご(逆児)の施術 3,000円(初診料500円含む) 2回目以降 2,500円 わからないこと、不安などがありましたらいつでもお気軽にご連絡ください。お待ちしております |